虫垂炎(盲腸)の手術から帰ってきました

どうもまるパパです。

先日お伝えした通り、虫垂炎の手術から無事に退院したのでその体験を忘備録としても書いてまいります。

今回は少々下の話も入ってくるので、苦手な方はすっ飛ばしてください。

目次

初日

手術の前日から入院ということで、当日は10時から入院し病院でお昼と夕食を取る流れに。

ここの病院食がまた美味しいんですよね~。

他の病院はわかんないんですけど。

到着してすぐに明日の手術に向けておへその掃除と、あればおへそまわりの体毛を剃毛します。

綿棒とオリーブオイル(と説明された)でおへその中をちょっとくにくにする感じですね。

この日は特に何もすることもなく、明日の説明を看護師の方から受けて終わります。

ちなみに大部屋で、となりにおじいちゃんっぽい方が先客でいらっしゃいました。

いびきがまぁまぁ大きかったです。

そわそわしながらこの日は就寝。

あ、下剤飲みました下剤。

腸をすっきりきれいにするためですね。

下剤も生まれて初めて飲みました。

お腹痛いっすねあれ。

手術当日

さて、この日がやってまいりました。

手術は13時からで、12時50分には手術室に移動しますねって話でした。

その前に身体も綺麗にしとかないといけなかったので、朝シャンをしました。

そして朝昼食は抜いて、水も飲めなかったのでお腹空いてたんですよね。

それを手術室へと向かう道中に看護師さんに言うたら笑われてしまいました(笑)

そんな余裕があれば大丈夫ですねって。手術が初めてなのでどう思っているか心配してたのにと(笑)

そんなことを話してるうちに手術室に到着。

手術台に寝そべり、呼吸器を軽く着けてすぐに意識が朦朧としてぐっすりとなり手術が始まったのでしょう。

今回の手術は腹腔鏡手術というやつで、おへそのところと下腹部に少しの穴を計3か所開けて、内視鏡と鉗子(手術用の器具)を使用してする手術方式でした。

近年では開腹手術よりもこちらを採用することが増えてきたそうですね。

術後

ちょっと記憶がごちゃごちゃになっているんですけど、16時前に意識が戻り病室に戻っているのを確認したんですよね。

それで終わったよーと妻に連絡せねばと思い、自撮りと点滴の写真を撮って送ったことは覚えているんです。

我ながらよくやったと思います(笑)

お腹(特におへそ)は痛いし、お腹の中に手術で注入した炭酸ガスが溜まって内側から圧迫されるし、寝たまま体勢を変えるとその度にガスが暴れまくるし、のどは痛いし、おしっこ用の管は痛いし。

全身麻酔で術後すぐには動けなくなるので排泄・・・というか排尿は管を直接尿道に突っ込んであって、垂れ流す感じなんですよ。

抜く時の恐怖ったらないですね・・・。

しかも垂れ流すと言ってもすっきりする感じでもなく、出てるのか出ていないのか分からないなんとも微妙なすっきりしない感じでしたけども。

のども手術中に何か管を入れていたみたいで、その痛みが後を引いている感じでしたし、あとシンプルに病室が乾燥してましたし(持参した温湿度計機能付き時計では湿度32%でした)、おしっこ用の管はね・・・激痛とまではいかないですけどもね・・・先端が痛いっすよね・・・。

そんなに大層な手術でもないのに、これだけ大変なのかと身をもって知ることが出来ました。

いやあ、本当に術後ってめちゃくちゃ大変ですね‼‼‼‼‼

意識が戻った時にちょうど看護師の方がいらして、すぐに痛み止めをお願いしました。

そして妻に連絡した後ちょっと寝て、16時半に母が術後の様子を見に来たところで丁度目が覚めました。

後日母に聞いたところによると、

『顔色も唇の色も真っ青でひどい状態だった。』

とのこと。

改めて妻に送った自撮りの写真を見返したら、確かに顔色こそお日様に照らされてあんまりよくわからなかったですけど、酸素マスク越しの唇の色は薄かったです。

その後も妻から娘の様子も兼ねての連絡が来ていたのですが、なんとまあ1日見ないだけで娘が座って遊び始めているじゃあありませんか(笑)

それにハイハイもし始めちゃってまあ(笑)

ちくしょう‼

その場にいたかった‼‼

恐怖の夜

何度か起きて寝てを繰り返して21時の就寝時間に。

それまでにちょっと覚悟してたんですよね。

え?

何をって?

この日はろくに睡眠が取れないだろうことをね‼

時間をあけて痛み止めもお願いしていざ入眠‼

この時点でお腹も下も背中も痛くなっておりましたねぇ、ええ。

そして1回目の目覚め・・・。

周りは暗い。

とっても静かだ。

さあ、何時だろうかと時計に手を伸ばして時間を確認するとなんと・・・。

23時50分。

・・・うそ・・・だろ・・・。

まだ日付が変わってすらいないだと⁉⁉

かなりショックを受けたことを覚えております。

そこからまたなんとか眠ることに成功したのですが、次に目が覚めたのは2時半頃。

またかよ⁉

全然時間経ってねえじゃん‼

と、独り言ちるも相変わらずお腹の痛みと、下の痛みが襲ってくる。

それでも根性で眠り(根性で眠るってなんだ?)、また4時に目が覚める。

ちくしょーーー‼‼

と、背中の痛みがピークに達しており、もぞもぞやっているとちょうど看護師さんが巡回に来て、痛み止めを頼むことに。

加えて大きめの枕を持ってきてもらって、背中の下に入れてもらいました。

寝返りは打てないだろうけど、体勢を変えないと体に良くないから、自分でお腹に力を入れないように腕の力だけで体を捻らせて、そこに枕を入れて支えてくださいと。

で、交互に動かしてみてくださいってことでした。

そして夜は明け術後2日目に・・・。

翌日(2日目)

まとめて寝れていないので、起きては寝て起きては寝てを繰り返していました。

ただ食事はして良いみたいだったので、朝食は運ばれてきました。

5分粥とペースト状になった元親子とじと飲み物と化した元野菜たちが。

それでも美味しかったんですよねぇこれが。

9時を過ぎたあたりで持ち運び用のレントゲンの機械をもってきたお兄さんに腹部と胸部のレントゲンを病室にいるまま撮っていきました。

その後に主治医が様子を見にいらして、

『どんどん痛み止め飲んでどんどん動いて早く退院しちゃってねー‼』

と、ものっすごい軽いノリで言って去っていくじゃありませんか‼

なかなかにスパルタンだと思いましたね、ええ。

どこもこんな感じなんでですかね?

ともあれ、10時前ぐらいに看護師さんがいらした時に立ってみましょうかってことで立ってみたんですよ。

まー痛い。

腹部も痛いし、なんというか・・・体の内側・・・内臓も痛いんですよね‼

当然なんですけどね‼

痛み止めも全く効いていない訳ではないんでしょうが、それでも痛いものは痛いですし、その様子をみた看護師さんは

『今日もう1日ゆっくりして、明日から頑張ってみましょうかね^^』

と、主治医よりスパルタを言い渡されていた当時の私にはとても身に染みて心温まる言葉をかけてくれまして、その日は安静にすることに。

午後にもう一度主治医がいらして、排尿の管を取れていないことを確認すると、

『まだ歩けてないの⁉だめじゃ~ん‼明日退院できないじゃん‼体動かさないと‼痛み止め使ってる??効いてる??どんな感じ??』

とまあこんな感じで、

『ちょっと今日は無理っぽいです』

と伝えて、

『そうかぁ~、まぁそしたら明日から体動かして明後日退院にするかぁ』

と、なんや残念な感じで言われました(泣)

とはいえ、痛みは少しずつではありますが引いてきたので夜は2回ほど目が覚める程度で済みました(泣)

3日目

午前中の主治医がいらして話をした後の事です。

次に看護師さんが来た時に、

『担当医から尿の管を抜いてどんどん歩いてもらってくださいと指示があったので、あとで準備して管を抜きに来ますねー』

との宣言がありました。

ついにこの時がきてしまったかと思いましたね。

羞恥心なんてものはもはやなかったのですが、事前情報としてこの管を抜くのが一番痛かったという話も聞いており、かなり覚悟をしていました。

そしてしばらくして準備を終えた看護師さんが来て、

『じゃあちょっとごめんなさいねー』

と、一言いい終えるや否やにゅるるんっと抜いてしまったわけですよ。

走る激痛‼

声にもならない声が口から漏れ出て悶絶しましたとも、ええ。

そこからしばらくは先端がじんじんして本当に痛かったです・・・。

それからはベッドのまわりで立ったり座ったり、病室から談話スペースまで歩いたり、休憩しつつ病棟をぐるぐる歩き回ったりして、とにかく体を動かしていました。

そして体を動かして愕然としました。

体力の衰え加減に・・・。

なにしてもすぐに息切れをしてしまうんですねぇ。

傷跡も痛いですし。

そして午後の検診で主治医がいらした時に、

『どうですかー?歩けとりますかー?あ、大丈夫そうやね‼したら明日退院やね‼そしたら後で看護師から退院の説明してもらうように伝えとくから聞いといてねー‼』

と、相変わらずの軽いテンションですぐに別の方のところに向かっていきました。

そしていろんな方から退院の説明をさっくり受けて本日のイベントは終了。

あと退院の時間をお昼前の11:00頃と看護師さんに伝えて、そして就寝しました。

4日目(退院)

いよいよ退院の日がやってきました。

入院前の想定の日数よりも1日多くなってしまいましたが、無事に退院です。

とはいえ体は万全の状態でもなく、ゆっくりと帰宅の準備をしていると会計の方が来て、今回の入院の支払書を渡されました。

思っていたよりも安かったですね。

とはいえ2月の分も合わせるとそこそこかかってしまいました。 

こんな時のための高額療養費制度ですよ‼

母に迎えに来てもらいようやく自宅に帰ってきました‼

愛する妻がいて、愛娘はお昼寝中だったのですぐには会えなかったのですが、我が家に帰ってこれてようやくほっと息をつくことができました。

そしてなによりシャワーを浴びたい‼

と、最初にシャワーを浴びました。

手術当日の朝から実は入浴できていないんですよね‼

もちろん看護師さんに身体を拭いてはもらっていましたが、お湯で流すのとでは全然違いますし、何より髪の毛を洗っていない‼

もうね、髪の毛がごわごわすぎて何度かシャンプーしないといけないような感じになっていました・・・。

退院後

お腹の中にガスが溜まっているのが本当に大変でした。

1週間ぐらいで体内に吸収されるのですが、それまでがもうね、体内にガスがあるなんて違和感しかないですし、体内側から圧迫されてずっとおへそが痛いですし、寝転がる度にガスが暴れまわってお腹の中でボコボコいってるし。

体力も戻さないといけないので、適度に体も動かさないといけないですし、食べ物の制限は特にないと言われたので、ちゃんとご飯食べて体動かしてリハビリをしないといけない日がこれからちょっとの間続きます。

娘を抱っこすることも出来ない日々も続いています。

妻には負担をかけてしまっていて本当に申し訳ないなぁ・・・。

と、以上が今回の大まかな体験談でした。

いやぁ、健康って大事ですよ健康って。

また一つ人の痛みが分かる身体になってしまいました。

ではでは。

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