育休を取れる全てのパパに告ぐ~育休中の過ごし方編~

どうもまるパパです。

前回に引き続き、育休についてやっていきます。

今回は育休中の過ごし方ですが、こちらもあくまでも僕たち夫婦が取り入れてうまくはまったパターンをご紹介しますので、一つの事例としてお読みください。

↓↓前回↓↓

目次

1日の流れを話し合う

育休に入る前に考えることがあります。

それは、育休中どう過ごすか。

いやいやいや当たり前やないかいと思った方。

では言い方を変えましょう。

家事の分担を話し合い、親の食事はどのように取って(そもそも2人揃って食べられるのか)、沐浴はどこ(場所)でどうするのか、親の睡眠時間はどうしたいのか(そもそも確保できるのか)、夜中の面倒はどうするのかなどなど。

妻と相談してどんなタイムスケジュールで、それぞれどんな役割を担当するかを細かく決めます。

もちろん育児というのは思い通りにはいかないものなのは百も承知ですが、大枠は決めておきます。

目から鱗がポロポロ落ちた!!

育休を取れることになったと姉(2児の母)と話していると、

シフト制育児ってのをどっかで見かけたことがって、めっちゃいいって思った。」

と言っていたんですよね。

それを聞いた僕はすぐに探しました。そしてこちらの本を見つけました↓

物は試しとすぐに購入。

読んでみたらもう目から鱗!!

鱗がポロッポロ落ちました!!

なにこれめっちゃいい!!うちもやろう!!

ってなったんですよね。

もともと僕は育児するに当たり、何が1番大変なのかを常々考えていたんですよ。

そして1つの答えに辿り着きました。

それは睡眠時間の確保です。

十分な睡眠・休養が取れていなければ、心の余裕も体の余裕も確保できなくなってしまいます。

すると少しのトラブルでもものすごくメンタルにダメージを受けてしまったり、睡眠が確保できなければ毎日の疲労が取れず、集中力が切れて色んなミスが続いてしまう。

そして更にメンタルにダメージ…。

ただでさえ初めての育児ですし、分からないことだらけのオンパレードで、正解なんてものはなく子供によって全く違うことだらけだというのに、そこに体力がなければそらうつにもなりますよって話ですよね‼

更に過去記事『【必見】これから赤ちゃんが生まれてくる父親の心構え~産後編~』で書いた通り、産後というのは母の体はボロボロなわけです。

そのボロボロの体を回復させるためにも十分な睡眠時間というのは必要不可欠なんですよね‼

シフト制育児はその睡眠時間を確保しながら、色々な事に対応していくんです‼

もうやらない選択肢はなかったです‼

その話をした時、妻はあんまりピンときていなかったような気がしますが、僕が熱烈に推薦しまくって睡眠時間が取れるならと、取り入れることになりました。

シフト制育児

さて、僕も妻もこの『シフト制育児』を読み終え、どういうパターンで取り入れていくのかを話し合いました。

睡眠時間はどれくらいがいいのか、どのタイミングでそれぞれワンオペの時間を設けるのか、どちらが夜中を担当するのか、夜中の授乳はどうするのかなどなど。

著者のご夫婦も試行錯誤して段々と固定化していったように、僕たち夫婦もある程度調整が必要でしたが、ざっくり以下の通りで運用できました。

02:00 父起床&母就寝

02:00~08:00 父ワンオペ

04:00 父小腹が空く時間なのでちょっとだけ何か食べる

08:00 母起床&2人で朝食

12:00 2人で昼食

14:00 2人で沐浴

18:00 2人で夕食

20:00 父就寝

20:00~02:00 母ワンオペ

妻から「夜のテレビを見たい」という要望もあり、僕が夜勤担当となりました(笑)。

夜勤中の授乳は日中搾乳をしたものと、ミルクをあげていました。

これにより夜中に娘が起きても妻を起こさず僕だけで対応できるので、妻を起こさずぐっすり寝てもらうことに成功しました。・・・ミルク代というお金はかかりますが(泣)。

メリットがたくさん

シフト制育児を導入した結果、メリットがたくさんありました。デメリットもなくはなかったので併せて書いてきます。

メリットその1 それぞれが十分な睡眠時間の確保が出来た。

これはもう最大のメリットですね。育児に際しての最大の目標だった睡眠時間の確保が出来たことがどれほど助かったか・・・。

心と体のゆとりが確保できたのは本当に僕も妻も助かりました。

メリットその2 日中も精力的に動けたのでそれぞれがやりたいことを出来た。

睡眠時間を確保できたので日中元気に動くことができ、各々やりたいことをホワイトボード(100均購入)に書き出してこなしていきました。

この書き出すのって結構大事で、したいことたくさんあるけど何からしたらいいかわからない‼って人にはめちゃくちゃお勧めです。

やりたいことを可視化することによりきちんと把握できて優先順位もつけやすくなって、できたら消していく。

すると達成感も得られるという優れもの‼現在も導入したままにしています。

かわりばんこで娘をあやし、自由になった方がやりたいことをやる。

我が家の場合はほとんどが家の整理でした(笑)。

いろんな事情があり、結婚前・・・さらには彼女すらいなかったときに戸建てを建てたんですよね。

しばらくは祖母と一緒に住んでいて、結婚を機に祖母は実家に移動して妻と2人で一緒に住み始めたのですが、なかなか妻の荷物を片付ける余裕がなかったんですよね(笑)

メリットその3 ワンオペ時にも自分の時間が確保できた。

ワンオペは夜から朝にかけてなので、自分のしたいことが出来たんですよね。

日中は音がなるようなことをして、夜には音がならないようなことをする。

調べものとか、Youtubeみたりとか、録画していたドラマを見たり、アニメを見たりですね。

娘は2~3時間おきにお腹空いたと起きますが、ミルクをあげたりして大体30~40分ぐらいでまた寝てくれたので、それから次の時間まで自由時間なんです。

2~3か月ぐらい経つと娘の睡眠も少しずつ安定してきて、3時間以上寝ることが増えてきたのでとても助かりました。

僕はその時間を利用して、娘も生まれたことだしと今後のお金について調べる時間に充てることが出来ました。

いろいろな制度やかかる費用、僕たち夫婦の老後の資金などですね。

そして現在は妻を差し置いて家計管理の鬼と化しています(笑)

メリットその4 育児の大変さを妻と共有できる

これも割と重要だと思っていて、育児の大変なところを経験していない父の「我が子可愛い~♡」というのは、母にとっては「育児の良いところしか見ていないくせに‼」とか「こっちはどれだけ大変な思いで世話をしていると思っているの⁉」という思いに駆られてしまいます。間違いなく。

それがシフト制育児を導入することによってどちらもワンオペの時間があるので、1人でいるときの大変さを経験します。

僕は初日に洗礼を受けました(笑)

AM3:00に娘が起きてミルクをあげたんですが、それ以降全く寝る気配がないんですよね。

抱っこしてゆらゆらしても、ギンギンに開いているお目目でずーーーっとこっちを見てくるわけですよ。

モンスターや・・・ここにモンスターがおる・・・・。

と何度となく思いましたね。

そのまま一睡もすることなく朝を迎えてもうへっっとへとになりました・・・。

こういった大変さを2人で共有しつつ、改善していくように話し合ったりする時間というのもとても良い時間でした。

やはり育児というのは不安なものです。

苦楽を共にした相談相手がいるのは本当に心強かったと妻は言ってくれました。

それに大変な思いをしたうえでの「我が子可愛い~♡」というのは、先ほどのものとは天と地ほど違いがあり、こちらであれば奥さんも納得してくれますよ‼

メリットその5 もっともっともっと愛おしくなる

『手のかかる子ほど可愛い』とよく言いますが、僕は『手をかけた時間が多いほど可愛い』ということなんだと思っています。

成長著しい期間ですし、夫婦であの時はこんな小さくて軽くて声もか細くて・・・という思い出話ができたり、オムツ替えやミルクをあげているときに、その小さな体を見ては本当に愛おしくて愛おしくて仕方がなかったんですよね。

幸せを噛み締めすぎて思わず涙を流したこともあります・・・。

デメリット

これは完全に僕の個人的な理由ですね。

趣味でバレーボールをしてるんですが、その活動時間が19:00から21:00なんです。

そう。

通常であれば睡眠時間にあたる時間帯なんです。

こういった夜の都合には参加しづらいというのはありました。

参加しなかったわけではありません(笑)

その時は妻にお願いをして起床時間を少々ずらしてもらいました。その節は本当に有難うございました‼

一考の価値あり

以上を踏まえて、シフト制育児は育休を取れるご夫婦には一考の価値があると言えます。

妻の友人の話を聞いたりしていると、

「育休を取ったはいいがゲームばかりしている」

とか、

「飲みに行ってばっかり」

という話を聞くんですよね。

もうびっくりするぐらい勿体ない時間の使い道だなぁと思うわけです。

過去記事『全ての親が知っておくべき数字1選』で紹介したように、子供と過ごす時間は恐ろしく少ないというのに・・・。

そういった方はこの数字をご存じでないと思うので、是非とも教えて差し上げてください。

 

以上が僕がお勧めする育休の過ごし方です。

前回の記事でもお伝えしましたが、これはあくまでも僕たち夫婦の場合です。

育休を取得すると収入も若干ですが減ります。育児休業給付金は2024年3月現在では手取りの約8割ほどです。

2025年度からはこの支給額が実質10割に引き上げる予定とのことですが。

加えて会社員の方はおそらくボーナスも期間按分されることでしょう。

ですが僕はそれ以上に娘との時間をとれたことに価値を見出しました。

娘との時間プライスレス。

妻も、

「育休を取ってシフト制にしてくれたおかげで、話に聞く育児の大変さはあまり感じることなく、自分のしたいこともちゃんとできるように過ごせて本当に良かった。」

と言ってくれました。

夫婦の数だけ正解があると思うので、そういったことも含めて奥さんと相談して決めていってください。

必要なのは”話し合い”ですからね‼

皆々様にとってこちらの記事が参考になれば幸いです。

ではでは。

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